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執筆者の写真ohara462

缶詰の爆発3

皆様、体調はいかがでしょうか。

例年この時期はインフルエンザが猛威を振るい大変な時、そんな時に「新型コロナウイルス」という脅威がやってきてしまいました。

自分の身は自分で守らないといけない。と、わかっていても目に見えない敵と戦うのは大変です。今、大変な時ですが「さすが日本人!」と世界中から言われるような行動で何とか乗り切りたいものです。


さて、「缶詰の爆発」記事もとうとう3回目。これで終わりです。

前回までの簡単なあらすじとしては、今にも爆発してしまいそうなくらい膨れた状態の賞味期限切れのマンゴー缶詰が発見され、それを外まで持ち出したはいいものの、それをどう処理していいのか!と悩んでいた。というところまで紹介していたと思います。


さて、どうする!?「このマンゴー缶」、高さ3cm程のよくある缶詰であったならまだいいものの、350ccのジュース缶ほどの大きさ。もし「爆発」すれば。いや、「爆発」ってどんな「爆発」??、恐怖しかないまま答えは見つからず、仕方なく昔ながらの缶切りで「ぷすっ」と開ける。という結論に。そう、この缶詰にはプルタブがよりによってなかったんです。


缶切りで処理することに決定!


タオルで「不発弾」を巻いて左手に。右手に缶切りを。できる限り両手を伸ばし顔から遠ざける姿勢をとる。


さあ、時は来たのです。


覚悟を決め缶切りを缶に押し当てグッと力を入れた瞬間!

そう「ぷすっ」と音がした瞬間!!



プシューーーゥーーーシュゥーーーーーーーーゥーー・・・!!!???????????



うわぁーー!!!


液体が私に襲い掛かってきたのです!缶の中は果物缶によく入っている透明のシロップとマンゴーだけのはずが、茶色、いや、黄土色のような濃く濁ったドロッとした液体が!!

缶切りを持っていた右手、缶を持っていた左手、お腹、胸、肩、そして顔にまで!!1分?3分は続いた?でも実際は5秒も続いていなかったのでしょうが、その瞬間は長く続いたような時間でした。

未確認生命体などと戦う映画のワンシーンのような出来事。ただただ気持ち悪い・・。

「爆発」の恐怖ではなく「気持ち悪さ」からの恐怖が膨れ上がった瞬間でした。


ちなみに2缶目の処理はタオルを巻くのではなくタオルで包み、さらに慎重に「ぷすっ」としたおかげで、ほとんどかかることなく完了。(それでもタオルの隙間から「しぶき」となって出てきたものが顔に掛かっていることを感じていた・・・。)

そして「不発弾」の処理は終了。市民の安全は守られたのでした。

最後の処理として缶を最後まで開け中身をきれいにして処分するため開缶。カットされたマンゴーがゴロゴロ入っていたはずが、固形物はゼロ。黄土色の液体が残るのみ・・。なぜ、マンゴーが溶けてしまっていたのかはナゾのまま。臭いも多少はあったものの腐っていたのかどうかも定かではありません。

今回の缶詰は、輸入された果物缶詰で賞味期限が2年ほど過ぎていた。ものになります。

輸入缶が悪いわけではありません。果物缶が悪いわけでもありません。ただ、私の管理が悪く賞味期限切れを長く放置していたのです。

缶詰は決して危ないものではありません。

保存食として保管されている方々も、棚や袋の中に直しておくのではなく、普段使いしながらまた新しいものを購入しておく。といった数ヶ月単位のサイクルで回していければいいと思います。こんな恐怖体験をしないためにも・・・。

長編お読み頂きありがとうございました。

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